会 長 挨 拶

東京都耳鼻咽喉科医会

会長 井藤 博之

令和4年6月11日、東京都耳鼻咽喉科医会 第60回地区代表者会におきまして(前会長 河合真先生を引き継ぎ)、第11代会長に就任いたしました井藤博之でございます。
東京都耳鼻咽喉科医会(都耳鼻医会)は昭和42年(1967)9月29日に発足し、今年で創立56年目を迎えます。
本会は、医道の昂揚・専門的医学の振興・医療の向上に努め、地区医会と情報交換を密にし、会員の団結と親睦及び福利厚生を図る。また、東京都医師会、日本臨床耳鼻咽喉科医会ならびに日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会東京都地方部会と提携補完し、地域への保健・医療・福祉に貢献することを目的とするという基本理念のもと、事業活動を行っております。

会員数はA会員581名、B会員69名、C会員77名、免除会員14名、計741名(令和4年3月31日現在)であり、都内耳鼻咽喉科開業医の約80%を占め、勤務医(C会員)の入会も徐々に増加しております。
本年度は会長 井藤博之、副会長 中澤宏、加納有二、各地区から推選された45名の理事、監事2名の役員で構成され業務にあたっております。

東京都耳鼻咽喉科医会の主な業務は、以下のように委員会を含む12の部から成り、それぞれ役割分担しながら相互に連携をとり、運営しております。

1.庶務部 :理事会(月1回)、地区代表者会(年1回)、地区医会長協議会(年1回)の定例の事務管理、全般的な医会の事務機構、会務遂行の管理
2.財務部 :予算、決算、会費の納入、諸経費の運用など会計管理
3.会報部 :都耳鼻会報(年3回)発刊、都耳鼻の動向・各種情報の伝達
4.広報・情報処理部 :ホームページの管理運用、医療関連情報の伝達、リモート会議の設定、緊急時対策委員会設置
5.学術部 :日本専門医機構認定の講習会開催、専門医委員会運営
6.保険医療部 :日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会・日耳鼻東京都地方部会と連携をとり情報を提供、レセプト調査、診療報酬改定時の説明会開催
7.会員福祉部 :会員の保険事業、聴力検査講習会、補聴器講習会開催
8.学校保健部 :耳鼻咽喉科の学校保健事業の推進、全国の各種関連会議内容の伝達
9.医事問題部 :医療事故、医事紛争の情報収集と伝達
10.休日診療部 :休日当番医の決定、担当医療機関の一覧表作成、休日診療統計作成、諸問題への対応
11.地域医療部 :アレルギー委員会、聴覚言語障害委員会、健診事業検討委員会、在宅医療委員会
12.勤務医部 :勤務医からの情報収集、諸問題の検討

各部とも東京都耳鼻咽喉科医会が永年継続して取り組んでおります業務ですが、今年度からは勤務医も役員に加わり、勤務医部の体制が名実ともに整ってきました。

超高齢社会を迎え、難聴・嚥下障害等、耳鼻咽喉科の役割はさらに重要になってくると思いますので、医師会、医会、学会をはじめ、各種関連団体、東京都と連携をとり、耳鼻咽喉科の地域医療体制を充実させ、本会の社会的役割を果たすべく努力し活動して参りたいと思います。
皆様方の御支援、御協力の程よろしくお願い申し上げます。

〒104-0031 東京都中央区京橋2-11-8 全医協連会館5階 TEL 03-5524-5233
東京都耳鼻咽喉科医会